Directualとは
Directualとは、ノーコードでApiサーバーを構築できるサービスです。
Directual上にDBの機能があるので、クラウドデータベースとも言えるかもしれません。
基本的な操作はDirectualのサイト上で行い、DBとの連携は、Directualにて作成したApiを用いて行います。
このサービスの特徴について、下記に記載致します。

特徴
Directualの機能は下記となります。
- Apiのエンドポイントを利用したDB
- ノーコードでのバックエンド処理
- DB内のデータ構造作成
Apiのエンドポイントを利用したDB
Directualでは、エンドポイント名や、受け取るデータの名前、データ構造等をドロップダウンリスト等から選択するだけで、Apiのエンドポイントを作成できます。

指定された情報を設定するだけでApiサーバーが構築可能です。
ノーコードでのバックエンド処理
Directualでは、scenariosという機能を使用することにより、
受け取ったデータ、DB内のデータに対して特定の処理を行うことが可能です。
バックエンド処理の実行は、下記タイミングから選択することが可能です。
- 新規レコードをDBに挿入した時
- 既存レコードが変更された時
- スケジューリング、または、手動実行
scenariosの詳細に関しては長くなりそうなので、また別記事で紹介しようかと思います。
DB内のデータ構造作成
Apiのエンドポイントを作成する際に指定するデータ構造は自作することも可能です。
Direcutal上でDBの操作も可能なので、新規でテーブルを作成することでカラム設定がデータ構造として読み込まれます。
ノーコードでありながら、非常に自由度の高いサービスかと思います。
カラム設定としては、文字列を入れるカラム、numberを入れるカラム、と通常のDBに備わっている設定に加え、htmlを入れるカラム、jsonを入れるカラム、といった独自の設定ができます。
intやfloatのような、細かな違いのあるデータ種別はnumberというデータ種別に統合されております。
※その他、統合されているデータ種別は多々ございます。
料金
Directualには下記4つのプランが存在します。
- Free
- Startup
- Pro
- Business
初期状態では無料のFreeプランが設定されておりますが、Freeプランでは3つまでしかApiエンドポイントとscenariosを作成することができません。
Startupプランは$29/月、Proプランは$99/月、Businessプランは$300/月となっており、Startupプランから、無制限にエンドポイントとscenariosを作成することができます。
Freeプランは無料のため、気になった方はまずこちらで試すというのが良いかと思います。
おわりに
この記事では、ノーコードでApiサーバーを構築できるDirectualについて紹介しました。
簡単にApiサーバー、DBを構築でき、料金も手頃でFreeプランでテストまで出来るため、おすすめなサービスです。